本記事では、木材加工工程別の機械の一覧と、取り扱うメーカーの情報を紹介しています。木工用機械には、切断・切削・破砕・掘削・接着接合・貼合・仕上げ成形・検査といった多種多様な工程の木工用機械があります。
木材をどう加工するかによって、使用する機械は異なります。工程別に一つ一つ詳しくわかりやすく紹介していますので、木工加工現場で働いている方は必見です。
木工切断機械を導入すると、大きな丸太や長い板を正確な長さでかつ綺麗に一気に切断できるため、業務効率化を図ることができます。クロスカットソーやギャングリッパーといった切断用木工加工機の種類と、取り扱うメーカーを紹介しています。
自社の木工用切断機械を選定する際の、手助けとなれば幸いです。
【クロスカットソー等】
切断用木工加工機の
取り扱いメーカーガイド
木工切削機械は、材料の表面を綺麗に仕上げることができる木工用機械です。機械を使用することで、熟練の技である仕上げ削り作業を簡単に自動で行うことができます。
以下では、プレーナー・鉋等の切削用木工加工機の種類と、取り扱うメーカーを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
【プレーナー・鉋等】
切削用木工加工機の
取り扱いメーカーガイド
木工破砕機械は、チッパーや粉砕機といった木材を細かく砕くことができる木工用機械です。機種によっては、求めているサイズに細かく砕くことができます。
以下では、チッパー・粉砕機等の破砕用木工加工機の種類と、取り扱うメーカーを紹介していますので、ぜひご覧になってください。
木工加工では、用途やニーズに合ったチッパー選びが作業効率を大きく左右します。木材のリサイクル、廃材処理、現場での作業性など、目的に応じて最適な機械を選ぶことが重要です。ここでは、特定の用途に特化したおすすめのチッパー3選をご紹介します。それぞれが持つ独自の機能と強みを活かして、木材チップ化の効率向上とコスト削減を実現しましょう。
画像引用元:太平製作所公式HP(https://taihei-ss-osaka-jp.secure-web.jp/tipper.html)
画像引用元:諸岡公式HP(https://product.morooka.co.jp/products/mc-2000/)
画像引用元:日本フォレスト公式HP(https://www.n-forest.jp/environmental/detail.php?id=20131225182835)
【チッパー・木材粉砕機等】
破砕用木工加工機の
取り扱いメーカーガイド
木工掘削機械とは、材料に的確に穴を開けることができる木工用機械です。ボーリングマシンや、ドリルプレスといった種類があります。
以下は、掘削用木工加工機の種類と、取り扱うメーカーを紹介しているページです。自社に合った木工掘削機械探しの参考となれば幸いです。
【ボーリングマシン・ドリルプレス等】
掘削用木工加工機の
取り扱いメーカーガイド
木工接着・接合機械は、材料同士を繋ぎ合わせる加工を行える木工用加工機です。フィンガージョイントでは、木材の端を櫛状に加工し、2つの木材を手を繋ぎ合わせるように接合させることができます。
以下では、接着・接合用木工加工機の種類と、取り扱うメーカーを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
木材加工において、強度の向上やコスト削減、生産効率の向上を実現する「フィンガージョインター」は、多くの工場で導入されている設備です。短い木材を無駄なく結合できるため、品質の高い製品作りに貢献するだけでなく、持続可能な資源活用と生産性向上も実現します。ここでは、これらのメリットを最大限に引き出すおすすめのフィンガージョインターをピックアップし、その特徴を詳しくご紹介します。
画像引用元:太平製作所公式HP(https://taihei-ss-osaka-jp.secure-web.jp/C64-P.html )
画像引用元:キクカワエンタープライズ公式HP(https://www.kikukawa.co.jp/products-ct/laminatedboards/laminated-wood-clt/ )
画像引用元:飯田工業公式HP(https://www.iidakg.co.jp/fj-line )
【フィンガー
ジョインター等】
接着・接合用木工加工機の
取り扱いメーカーガイド
木工プレス機械とは、材料同士をプレスして貼り合わせることができる木工用加工機です。引き出しをはじめとした箱を、組み立てることができます。
以下では、クランプ、エッジバンダー等のプレス用木工加工機の種類と、取り扱うメーカーを紹介していますので、自社のプレス用の木工用加工機の選定の参考となれば幸いです。
【クランプ、
エッジバンダー等】
プレス用木材加工機の
取り扱いメーカーガイド
木工成形機械とは、木材の表面や断面、角を研磨して滑らかにできる機械のことです。また、工具の先についたビットを用いて溝を掘ることもできます。
以下では、サンダー、ルーター、テノーナー等の成形用木工加工機の種類と、取り扱うメーカーを紹介します。自社の木工成形機械選びの参考になれば幸いです。
【サンダー、ルーター、
テノーナー等】
成形用木材加工機の
取り扱いメーカーガイド
木工検査機械とは、木材の中身をスキャンすることで材料の内部にあるキズや節といった欠点を検出できる機械です。目で見えない部分の欠点を見つけることができ、あらかじめその部分をカットできます。
以下では、スキャナー・検査装置などの検査用木工加工機の種類と、取り扱うメーカーを紹介しています。木工検査機械選びの参考としていただけると、幸いです。
【スキャナー・
検査装置など】
検査用木材加工機の
取り扱いメーカーガイド
その他の木工機械である、乾燥機や水分計は木工加工において重要な役割を持つ補助機械です。乾燥機では木材の含水率を下げて、加工時に不具合が出ないようにしています。また水分計では、材料の含水率を調べることができます。
以下では、乾燥機・水分計などのその他の木工加工機のおすすめと、そのメーカーを紹介しています。自社の木工加工の補助機械選びの参考になれれば幸いです。
【乾燥機・水分計など】
その他の木材加工機の
取り扱いメーカーガイド
木工加工機専門サイト「モッキナビ」では、修理しながら20年以上使い続けることもあるという木工加工機の特徴から、少なくともその倍の40年以上にわたって活躍する実績豊富な老舗メーカーを選定。
かつ、求める精度の機械が見つかるようなラインナップの多いメーカーをおすすめとしてご紹介しています。検討している工程の機械があれば、ぜひお問い合わせください。(メーカーの調査は2023年9月4日時点)
端材などを砕いて木材チップに変えるチッパーは、木片が詰まって止まってしまうのを避けるため、ディスクと羽根が一体型構造の機種をおすすめします。詰まりが引き起こすトラブルも減り、安定稼働と高い歩留まりを両立可能です。
ここでは代表的な破砕機械であるチッパーをピックアップ。今回調査した中で唯一業務用チッパーを製造していた会社を、おすすめのメーカーとしてご紹介しています。
破砕目的の代表的な木工加工機
チッパーを唯一取り扱うメーカーは…
ディスクと羽根が一体型構造なのが強みの理由。鉄板製より歪みが少なく、ダクタイル鋳物よりも強度が優れているため、チップ生成が効率的に行えます。
まとめて鋳造していることから、機構に木材が詰まって止まるというトラブルも軽減。結果的に壊れることも減り、安定稼働と高歩留まりを同時に実現可能です。
水平旋回するスクリーンは、ワイヤー吊り下げ式を採用。短い木材でも投入口まで確実に送材して破砕できるのと同時に、高い選別能力で破砕したチップを的確に分離します。
稼働を安定させるのはもちろん、高い品質を保つための機構を有しているのもポイントです。
| 投入口寸法 | 350mm×145mm |
|---|---|
| ディスク径 | φ1200mm |
| ディスク回転数 | 600 r.p.m |
| 刃物枚数 | 6枚 |
| 処理能力 | 5.4~10.8m3/hr |
| スクリーン寸法 | 1200mm×2400mm |
| コンベヤ寸法 | 350mm×3000mm |
| 所在地 | 大阪府大阪市住之江区緑木2丁目3番33号 |
|---|---|
| 創業 | 1925年5月1日 |
| TEL | 06-6685-9551 |
| URL | http://www.taihei-ss-osaka.jp/ |
木材同士の接合工程を担う木工加工機といえば、フィンガージョインターが挙げられるでしょう。
長尺材を扱うことから広いスペースが必要ですが、加工基準面を調整することで省スペースに成功しているメーカーもあります。不安定な長尺材を制御するクランプ性能も要チェックです。
ここでは代表的な接着・接合機械であるフィンガージョインターをピックアップ。今回調査した中で唯一公式サイトでスペック情報を公開している会社を、おすすめのメーカーとしてご紹介しています。
接着・接合目的の代表的な木工加工機
フィンガージョインターのおすすめメーカーは…
フィンガージョインター「ProsperⅡ」が有する機構・フィンガーコンポーザーは、従来のタイプと比べて生産性に優れ、糊の付着によるトラブル改善に注力。
機構を見直すことにより、さらなる高速化を実現できるようになった他、従来機では難しかった速度制御や位置制御、省エネ化にも成功しています。
高生産性を求める方におすすめのフィンガージョインターです。
大きな木材を扱うことから機械自体も大きくなりがちなフィンガージョインターですが、「ProsperⅡ」は加工基準面を双方向にすることで機械の設置スペースのコンパクト化を実現しています。
さらにイーグルキャッチャーは、両側からクランプを制御することにより位置決め精度の向上が見込め、長尺材のクランプもより安定するようになります。
| C64-P 750WX150HX2300L | 仕様 |
|---|---|
| 加工厚み | 20mm~50mm |
| 加工幅 | 80mm~150mm |
| 加工長さ | 500mm~2300mm |
| 最大製品長さ | 9000mm |
| 所在地 | 大阪府大阪市住之江区緑木2丁目3番33号 |
|---|---|
| 創業 | 1925年5月1日 |
| TEL | 06-6685-9551 |
| URL | http://www.taihei-ss-osaka.jp/ |
建築現場や家具製造工場などでよく使用される、一般的な木材切断機械のクロスカットソー。肉厚木材を軽くカットしたり、できるだけバリを出さないように切り落としたりと、用途によって刃先の形状や材質を変更・調節する必要があります。
多様な加工面に対応できる、幅広いラインナップのメーカーに依頼すれば、ぴったりのソーを提案してくれるでしょう。ここでは代表的な切断機械であるクロスカットソーをピックアップ。おすすめのメーカーをご紹介しています。
切断目的の代表的な木工加工機
クロスカットソーの取り扱いが豊富なメーカーは…
切断機械の専門メーカーである奥村機械製作所は、取り扱うソーの種類が豊富。19種類あるソーのラインナップの内、なんと14種類が定番切断機械であるクロスカットソーです。
機種によってバリが出なかったり、肉厚木材でも対応可能だったりと、用途に合わせて選べる自由度の高さが魅力。ソーを探しているなら、まずは相談しておきたいメーカーと言えるでしょう。
奥村製作所のクロスカットソーには、大きく3つの特長があります。
一つ目が丸ノコ前後スライド機構式で大断面切断が可能なこと、二つ目がダウンカット方式で面材にバリが出ないこと、そして最後にフロントアームレスタイプで障害物がクランプバーのみということ。
特にバリが出ない構造が魅力的なので、断面の粗さが気になる方はチェックしてみてください。
| 型式 | ACP-T400型 基本仕様 |
|---|---|
| 切断能力 | 高さ100×幅400mm |
| 丸鋸径 | φ405 |
| 刃物送り | エアーハイドロ式 |
| 上クランプ | エアー式 |
| 所在地 | 香川県高松市三谷町177-2 |
|---|---|
| 創業 | 1952年 |
| TEL | 087-889-7175 |
| URL | https://www.okumurakikai.com/ |
木材の表面をキレイに均すために、よく使われるのがプレーナーと呼ばれる木工加工機。表面を削るサンダーに比べて平行を出しやすいのが強みです。
小型から大型まで、使用する木材に合わせたさまざまなタイプのプレーナーが存在するので、ラインナップが豊富なメーカーを選んでおくといいでしょう。ここでは代表的な切断機械であるプレーナーをピックアップ。おすすめのメーカーをご紹介しています。
切削目的の代表的な木工加工機
プレーナーの取り扱いが豊富なメーカーは…
乾燥材の厚さによるムラを、高速で平削り加工するプレーナーを開発しています。
美しい仕上がりにこだわるのはもちろん、生産性を重視した2面・4面プレーナーを用意。既設リッパーの後ろに付けることで、2面プレーナー加工をパワーアップすることで付加価値向上も狙えます。
ラインナップは5種類あるので、自工場の用途によって選択可能なのも魅力です。
横山鐵工のプレーナーには、大きく3つの特長があります。
一つ目が既設リッパーの高速切削にも負けない送り能力で仕上がりを犠牲にしないこと、二つ目がリッパーとプレーナーの差を意識しない連動した一体感のある操作を実現できること、そして最後に設定寸法外の材料が入ると送材が止まること。
オペレーターの操作ミスによるトラブルを減らせるのが魅力的なシリーズです。
| 型式 | AP 320HQ(高速型) | AP 320EP(普及型) |
|---|---|---|
| 加工幅 | 19mm~350mm(固定鋸から製品側へ) | |
| 加工できる材の高さ | 12mm~250mm | |
| 切削代 | 上面3mm・下面2mm(瞬間取代上面4mm) | |
| 送り速度(プレナ使用時) | MAX 60m/min | MAX 30m/min |
| 送材駆動モータ | 0.4kW×4台 | 0.4kW×4台 |
| カンナ軸 | φ160×6P350L | φ125×4P350L |
| 上部カンナ軸モータ | 11kW | 7.5kW |
| 下部カンナ軸モータ | 11kW | 7.5kW |
| 上部カンナ歩出しモータ | 0.75kW | |
| 集塵口 | φ150×2ヶ所 | |
| 所在地 | 静岡県榛原郡吉田町片岡358-1 |
|---|---|
| 創業 | 1937年 |
| TEL | 0548-340-700 |
| URL | https://yiw.jp/ |
木材にさまざまな大きさの穴を空けたいなら、ボーリングマシンが代表的な木工加工機といえるでしょう。
穴の精度を揃えるには、人力ではなくスピンドルを使った機械的な処理が必須。特に錐交換の手間を減らせるマルチスピンドル形式のラインナップに優れたメーカーが狙い目です
ここでは代表的な掘削機械であるボーリングマシンをピックアップ。おすすめのメーカーをご紹介しています。
掘削目的の代表的な木工加工機
ボーリングマシンの取り扱いが豊富なメーカーは…
マルチスピンドルギアへの自動グリス注入機能を搭載しているのがポイント。グリスによりギアの摩耗が抑えられることで、穴あけ機構がよりスムーズに展開されます。
生産性向上はもちろん、余計な摩耗がなくなることで製品のライフサイクルも延長。末長く使い続けられるメリットが魅力的な機械です。
マルチスピンドルを採用していることで、生産性にも大きな影響があります。
空ける穴によって錐交換が必要なボーリングマシンですが、同社の機械は垂直軸に12×12軸の、水平軸に2×2軸のスピンドルをセット可能。これにより、セットを切り替えるだけで効率よく各種穴あけを実行できるようになります。
最小ショット数での穴あけを考えるならおすすめできる機械です。
| 型式 | YX-269-P-ⅡASB |
|---|---|
| 最大加工寸法 | (L)2620mm/(W)920mm/(T)50mm |
| 主軸 | ボーリング軸(横列垂直独立軸)P30(32)×12軸 |
| ボーリング軸(縦列垂直独立軸)P30(32)×12軸 | |
| 左右水平ボーリング軸 2軸 | |
| 奥手前水平ボーリング軸 2軸 | |
| 垂直ルーター軸 6連ATCツールチェンジャー式BT-30 (φ12~20選択)5.5kW高周波モーター |
|
| 旋回鋸軸 1.5kW-1軸(φ205チップソー) | |
| 単軸ボーリング軸(ドリルチャック式)0.75kW-1軸 | |
| 定盤 | 2室分割定盤(左右交互生産可能) |
| 吸着ブロア | 2.55kW×2台(消音式・フィルター付き) |
| NC装置 | Windows10版 YASAKA PNW1-4MW10型 |
| XYZ 3軸制御+A軸(ATC回転用) | |
| ビジュアルデータイン(日本語対話式) | |
| S.S.D2基搭載 バックアップ機能 | |
| シミュレーション機能搭載 | |
| 生産管理システム搭載(予想タクト・実績タクト・稼動履歴出力機能) |
| 所在地 | 静岡県浜松市南区金折町147 |
|---|---|
| 創業 | 1970年 |
| TEL | 053-426-1216 |
| URL | https://www.yasaka-co.jp/ |
圧力をかけて木材同士を貼り合わせる木工加工機で、もっともよく使われるのがプレス機です。
積み込みや加圧など、危険な工程が多く含まれるため、スイッチひとつでお任せできるタイプのラインナップが豊富なメーカーで探すといいでしょう。安全稼働と生産性アップの両立を目指せます。
ここでは代表的な貼合機械であるプレス機をピックアップ。おすすめのメーカーをご紹介しています。
貼合目的の代表的な木工加工機
プレス機の取り扱いが豊富なメーカーは…
従来は人手で行っていた糊付け工程も、小林機械工業の集成材用プレス機ではスイッチひとつで簡単に操作可能。その後のプレス積み込み作業や、加圧前の曲がり・反りの矯正、糊付け硬化後の取り出し作業まで、すべてスイッチのみで完結します。
人手による曖昧さがなくなるので、生産性アップにもつながります。
加圧盤はストロークが長いのが特長で、作業に応じて分割加圧も可能なのがポイント。
接着する材料の巾の変更も簡単で、シリンダー芯と材料の巾の芯を合わせる調整板が行ってくれます。多品種少量生産の対応も迅速なので、より生産効率を上げられるでしょう。
▼左右にスクロールできます▼
| 型式 | type | 0713 | 0720 | 0730 | 0740 | 1013 | 1020 | 1030 | 1040 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 圧盤巾寸法(mm) | Pressure plate width | 250 | 250 | 250 | 250 | 350 | 350 | 350 | 350 |
| 圧盤長さ寸法(mm) | Pressure plate width | 4160 | 6240 | 6360 | 12480 | 4160 | 6240 | 9360 | 12480 |
| 圧盤開キ(mm) | Pressure plate opening | 1600 | 1600 | 1600 | 1600 | 1600 | 1600 | 1600 | 1600 |
| 総加圧力(ton) | Total pressure per plate | 128 | 192 | 288 | 384 | 175 | 250 | 390 | 520 |
| シリンダー本数 | Number of cylinders per plate | 8 | 12 | 18 | 24 | 8 | 12 | 18 | 24 |
| シリンダー本数ストローク | Pressure plate stroke | 700 | 700 | 700 | 700 | 700 | 700 | 700 | 700 |
| 側圧装置数 | Number of cylinders per plate | 5 | 7 | 11 | 14 | 5 | 7 | 11 | 14 |
| 側圧圧力(ton) | Lateral pressure | 8×5 | 8×7 | 8×11 | 8×14 | 8×5 | 8×7 | 8×11 | 8×14 |
| 電動機(kw) | Electric motor | 5.5 | 7.5 | 11 | 15 | 5.5 | 7.5 | 11 | 15 |
| 所在地 | 静岡県三島市松本60番地-2 |
|---|---|
| 創業 | 1952年9月 |
| TEL | 055-977-3611 |
| URL | https://www.koba-kk-main.co.jp/ |
仕上工程では、サンダーで削ったり、カンナで表面を削いだりするのが一般的ですが、数値制御でより精密な切削ができるNCルータも人気。
一口に木材と言っても、住宅建材なのかキッチン設備なのかによっても、求められる仕上がり具合は違います。精緻さに強みを持つNCルータなら万能処理が可能なので、ラインナップに優れたメーカーがどこかを押さえておきましょう。
ここでは代表的な仕上・成形機械であるNCルータをピックアップ。おすすめのメーカーをご紹介しています。
仕上・成形目的の代表的な木工加工機
NCルータの取り扱いが豊富なメーカーは…
数値制御により精密な切削ができるNCルータ。鉄より軽い素材なら何でも対応できると謳うSHODAでは、もちろん木材に特化したNCルータも展開しています。その数はなんと21種類※。
木材といっても用途は看板やキッチン設備、建材などバラバラ。ニッチな用途にも特化したNCルータを提案できるのがSHODAの強みです。(※2023年9月4日調査時点)
SHODAのNCルータには、大きく3つの特長があります。
一つ目がヘッドをまるごと交換できる機能が搭載されていること、二つ目がワーク位置決め定規を付けることでより精密な切削が可能になること、そして最後にNC昇降式ジャバラ集塵カバーを付けられること。
生産性を高め、品質を上げるための機能が豊富に搭載された魅力的なシリーズです。
| 主軸 | ビルトインACスピンドル | 11/15kW 100~20,000min-1 |
|---|---|---|
| テーブル | 1,300×2,600 | |
| ATC装置 | 軸端BT30 マガジン16本 | |
| NC装置 | 4軸制御 同時4軸制御 | |
| ストローク | X | 3,250 |
| Y | 1,510 | |
| Z | 350 | |
| C | 360° |
| 所在地 | 静岡県浜松市北区新都田1丁目9-2 |
|---|---|
| 創業 | 1926年12月 |
| TEL | 053-428-6234 |
| URL | https://www.shoda.com/ |
木材加工の現場には、本加工を支えるさまざまな補助機械があります。
例えば水気を飛ばす乾燥機や含水量を確認する木材水分計、木くずを処理する除塵機・集塵機、木材を仕分けする木材選別機など。扱う種類の多いメーカーを知っておいて損はありません。
メインではないものの、現場になくてはならない重要な補助機械の内、ここでは代表的な補助機械である木材乾燥機をピックアップ。おすすめのメーカーをご紹介しています。
代表的な木工補助機械
乾燥機のおすすめメーカーは…
乾燥させないと使えない木材ですが、工場によって扱う木材の量はさまざま。
MSコーポレーションが扱うウッドマイザー社の木材乾燥機は取り扱い幅が広く、0.7~82.6㎥の面積まで対応可能。自工場の大きさに合わせて適切な乾燥機を導入できます。
木材乾燥は必須工程とはいえ、これ自体が価値を生むわけではないので、できるだけコストは抑えたいもの。
ウッドマイザー社ではソーラーシステムを組み込んだ乾燥機もラインナップしており、日照条件によるものの、エコかつ低コストで木材を乾燥させることが可能です。
| 主軸 | ビルトインACスピンドル |
|---|---|
| Drying Tim | Varies depending upon wood species |
| Load Capacity | 300-1,000 bd ft |
| 補助電熱器 | 1,000W |
| コンプレッサー定格出力 | 0.37kW (1/2 HP) |
| 内臓ブロワモーター出力 | 内蔵ファン2基、各50W |
| 運用コスト | 木材の種類により異なる |
| 過熱防止ベント | 2つの手動ベント/電動ベント |
| 温度範囲 | 20°~50° |
| 高さ | 0.95m |
| 長さ | 0.56m |
| 幅 | 0.37m |
| 所在地 | 大阪府大阪市福島区福島8丁目8-3 |
|---|---|
| 創業 | 2005年(MSコーポレーションの創業年) 1982年(取り扱う製品・ウッドマイザージャパン社の創業年) |
| TEL | 06-6450-8677 |
| URL | https://ms-wood.jp/ |
ソーやカンナ、チッパーにサンダーなど、用途によって様々な種類がある木工機械。メンテナンスしながら20年以上使い続けることもある機械だから、ずっと伴走してくれるような信頼できるメーカーを選ぶのが大事です。
このサイトでは、導入を検討している木工機械の種類や用途別に、おすすめのメーカーをご紹介しています。取り扱っているのは創業から40年以上の、経験豊富な老舗企業ばかり。お求めの木工機械があれば、ぜひ一度ご相談してみてください。