山本ビニターは、高い技術を持つ高周波誘電加熱装置メーカーです。木材接着の分野でも高周波による接着技術が用いた製品を提供しています。
木材や木質材料の製造・加工工程での加熱処理には、蒸気、熱盤、熱風などの熱源を使いますが、これらは外部からの熱伝導加熱なので、外部から内部へと加熱されていきます。
一方、高周波による誘電加熱は秒単位で内部と外部がほぼ均一に急速加熱されていき、効率的に木材接着ができます。
集成材、CLTの接着方法には、コールド接着やホット接着、高周波接着などがあります。高周波接着は、木材は加熱せず接着剤のみを加熱できるので、ほかの接着方式と比較すると短時間で接着できます。接着時間が短いと省エネルギーにもつながります。
木材を加熱しないので、反りやくるいも発生しにくく、集成材の接着に向いています。
高周波フラッシュ接着は室内ドアやクローゼット、システムキッチン扉、玄関収納扉、オフィス家具、店舗家具、通販家具、船舶家具、トイレ間仕切りなどといった幅広い用途に使われています。
高周波加熱により25〜45秒で完全接着できるので、芯材の温度変化による製品の反りを最小限に抑えられ、幅広い業界に実績があります。
短時間で接着でき、後工程への連続加工が可能なので、短納期対応ができ、生産効率も上がります。
1953年の創業以来、高周波誘電加熱技術に取り組み、世界に通用するメーカーに成長しています。医療分野のISO13485の認証を取得していて、木材加工機だけでなく、食品、自動車、プラスチックなど多くの分野の製品を製造しています。
ソーやカンナ、チッパーにサンダーなど、用途によって様々な種類がある木工機械。メンテナンスしながら20年以上使い続けることもある機械だから、ずっと伴走してくれるような信頼できるメーカーを選ぶのが大事です。
このサイトでは、導入を検討している木工機械の種類や用途別に、おすすめのメーカーをご紹介しています。取り扱っているのは創業から40年以上の、経験豊富な老舗企業ばかり。お求めの木工機械があれば、ぜひ一度ご相談してみてください。
山本ビニターは昭和28年(1953年)に小さなビニール卸からスタートし、100年企業を目指して誘電加熱テクノロジーに取り組んでいます。
誘電加熱テクノロジーをコアとして、それを取り巻く周辺技術をカバーするため、もの造りセンターと位置づけしている八尾工場に、試験・開発・設計・製造のすべてを集約し、顧客ニーズに合わせて製品作りをしています。
| 創業/設立年 | 1953年 |
|---|---|
| 本社所在地 | 大阪市天王寺区上汐6丁目3番12号 |
| 本社連絡先 | 06-6771-0605 |
| 本社公式サイト | https://www.vinita.co.jp/ |